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2010年度 米国農務省食事ガイドライン
推奨内容の要旨
1) 食生活と運動習慣の改善による肥満の予防と減少
- 摂取カロリー量をコントロールして体重を管理。これは肥満の人にとっては食べ物と飲み物の摂取カロリーを減らす事を意味する。
- 適度なカロリーレベルと栄養価を満たす食べ方を選ぶ。
- 運動量を増やし、座ったままの時間を減らす。
2) 下記の摂取を控えるようにする:
- 塩分-1日の摂取量を2300mgまでに減らす。年齢が51歳以上の人の場合は1500mgまでに減らす。アメリカ人の平均摂取量は3500mgである。
- 飽和脂肪からくるカロリーは総カロリーの10%以下に抑えるべきである。
- トランス脂肪の摂取を出来る限り抑えるようにする。
- コレステロールの摂取は1日300mg以下にする。
- 固体脂肪と砂糖の摂取を減らす。
- 精白穀物の摂取を制限し、精白穀物をホールグレイン(全粒穀物)へと置き換えるようにする。
- アルコール・酒類の摂取をほどほどにする。男性は1日2杯まで、女性は1日1杯までとする。
3) 下記の摂取を増やすようにする:
- 1日に摂取する穀物の最低半分はホールグレイン(全粒穀物)をとして摂る。精白穀物をホールグレインへと置き換えるようにする。
- 野菜と果物の摂取量を増やし、またその種類も増やすようにする。
- 無脂肪もしくは低脂肪の乳製品を摂る(牛乳、チーズ、ヨーグルト、強化豆乳飲料など)。
- 様々な種類のタンパク性食品を摂る(魚介類、低脂肪肉、鶏肉、タマゴ、豆類、大豆、無塩ナッツ類など)。
- 肉や鶏肉の代わりにもっとシーフード(魚介類)を食べるようにする。
- 固形脂肪の代わりとして出来る限り植物性オイルを使うようにする。
- アメリカ人の食生活において懸念されている栄養素である、カリウム、食物繊維、カルシウム、ビタミンDが豊富に含まれている食品を選ぶようにする。これらの食品は野菜・果物・ホールグレイン(全粒穀物)・牛乳・乳製品などが含まれる。
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