パトリック フィニー博士: ホールグレインに懸ける人生
ローマンミールが皆様にお届けしているお役立ち情報や、ホールグレインを用いた解決策などは、常駐栄養士でもあり、穀物科学者としての博士号を持つ、フィニー博士から発せられています。
人体栄養学と科学(そして10速変換自転車)に強い興味を持つパトリック フィニー博士は、人体健康の向上と、理解を深める事に人生を懸けています。
フィニー博士は2年間に渡って、インドで行われた研究プロジェクトに参加したり、平和部隊のボランティアとしてイランで英語を教えるなど、様々な異文化と接してきました。そうった多岐に渡る教育現場に携ってきた背景が、彼の人生経験を深める事に繋がりました。
2003年初頭、フィニー博士はローマンミール社の上級科学者、そして新商品開発副社長として迎えられる事となりました。現在も彼は、栄養価の高いホールグレイン製品を、数多く市場に送り出す事を生涯の課題としており、今日も新製品開発に情熱を注ぎ続けています。そしてまた、彼の自転車に対する情熱も健在です。
経歴:
- カンザス州立大学、穀物科学学部、小麦品質研究所に勤務
- 数学学士号、哲学修士号取得
- カンザス州立大学にて、2年間博士号取得後教員・研究員に従事
- Rワシントン州立大学、米西部小麦品質研究所、穀物科学と栄養についての研究に従事
- オハイオ州立大学、オハイオ農務研究開発センターにおけるソフト小麦品質研究所の所長に就任
- 100件以上に及ぶ研究発刊・刊行物
博士からの一言: あなたの健康を発芽させましょう
あなたが私の自宅キッチンを訪ねてきたとしましょう。たとえあなたが何時訪れて来たとしても、私のキッチンカウンターの上には、まるで学校の理科室にあるようなものが幾つも点在しているのを目の当たりにする事でしょう。逆さまになっているガラス瓶類、様々な食用穀物(シリアル、豆類、ナッツ)などなど。それらは発芽するように水に漬けられているのです。種や豆などの穀物を洗い、水に浸した状態でそのまま数日間放置して発芽させます。
実際にほとんどの食用穀物は発芽させる事ができます。私と妻は特に緑豆、ヒヨコ豆、黒豆、小豆が好きです。ヒマワリの種、かぼちゃの種、アルファルファ、大麦、ライ麦、米、小麦なども発芽させて食べる事ができます。
どうして発芽させると良いの?
発芽させる事によって、食用穀物に元来含まれている良い栄養素(酵素、アミノ酸、ビタミンB群、水溶性食物繊維)の含有量を増やす事ができるのです。特記すべきは、穀物を水に漬けて発芽させるだけで、栄養価をグーンとアップさせる事ができるので、健康に良いだけでなくお財布にも優しいという点です。
発芽させた穀物の食べ方のいろいろ:
一般的に穀物は生でも食べられます。発芽させたものも同じです。私は発芽させた豆を、蒸したり、冷やしたりなどしてサラダに加えたり、メキシコ風や中華風の料理を作るときにも使っています。また自家製パンを作るとき、発芽させた穀物を材料として加えるのもお気に入りです。数種類の穀物を発芽させて混ぜてピューレ状にしたり、味付けとしてフリカケみたいにして使ったり、ディップにして出したりもします。
*注意: 自分の臭覚を頼りにしよう!酸っぱい臭いがしたり、かび臭い発芽穀物は絶対食べないように気をつけましょう。
ホールグレインがもたらすベネフィット
ホールグレインにはビタミン類、ミネラル類、抗酸化物、水溶性・非水溶性食物繊維、植物性栄養素がたくさん詰まっています。ホールグレインに含まれている栄養素は、心臓病や特定のガンにかかるリスクを減らす働きがあります。胃腸の健康、血糖値の管理、また体重維持にも役立ちます。こういったホールグレインのベネフィットを最大限に活かすためには、ホールグレインと一緒に果物、野菜、そして豆類を毎日食べることが大切だと、多くの専門家達は口を揃えてアドバイスをしています。
さあ、あなたも1日48gのホールグレインを摂りましょう。それはオートミール1食分、ホールグレインのスナックバー1本、ホールグレイン ブレッド1食分の量に値します。そうして更なる健康的な暮らしを目指していきましょう。
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